2007年01月15日

コダックV705の標準ズーム

 コダックの23ミリつきのデジカメでの標準ズームの方を触ってみた。レンズが二つあるのだが、ズームで切り替わるので、二つあると意識しなくてもいいのだが、39ミリから100少しのズームは、飽きるほどある。
 しかもレンズが暗いため、スペック的にはイマイチなのだが、昼間普通に写す限りこの問題はない。
 せっかく付いているのだから、使ってみた。
 まず驚くのはコダックカラーが生きていることだ。この色目が欲しくてコダックのデジカメを買った人が過去にもいたはずだ。
 28ミリからのズームを、昔コダックが出しており、それを買ったのだが、すごい色をつけてくれる。雑誌でも評判になっていた。この色目が、まだ生きていたのだ。
 その色目は、さらに古い時代にも見ている。カートリッジ式のポケットカメラ時代だ。
 タッチで言えば、筆が太い。または塗りが濃い。色は印象色を越えている。
 印象色とは人間が見た色目で、青い色がさらに青い。それを越え過ぎると嘘の色になるのだが、その出方が面白いのだ。
 つまり自然な発色とは逆の方向だ。または別物かもしれない。
 白黒写真はハーフトーンの出方を楽しむことが多い。光とその階調を楽しむ芸風だが、グレーの階調、クリーム色の乗り具合を楽しむのだ。それをカラーでやる場合、現実よりも、色の出方が正解になる。
 つまり再現ではなく、写真の中での展開なのだ。現実は単に素材としてスキャンしただけのことになる。
 タッチを暗室で調整するのも面倒になり、そのレンズやそのフィルムの偶然性を受け入れるほうが楽だ。
 デジタル暗室はソフト上でできるのだが、あまりやり過ぎると、そのソフトのタッチがメインになる。カメラではなく、パソコン上にあるソフトで写したような共通した絵になる。それでは固有のカメラやレンズの味が平均化してしまいやすい。
 デジカメ内にもソフトが入っており、そのエンジンで絵を書き写してくれるのだが、そこまではカメラ固有のものとして受け取れる。
 カメラと現実がある偶然で出会う感じだ。
 コダックのこの色目は、修正する必要はない。もっと言えば、修正後の色目なのだ。だから、このタッチを楽しむのが自然だろう。
 望遠側はかなりピントが浅いのに驚いた。23ミリばかり使っていると、ボケ味は手振れの時や、近距離過ぎる時にしか見えないので、ピントが合っているところと背景のボケをやっと見ることができた。ボケ味よりも、意外と合っているところと、そうでないところとを切り離していると言うことだろう。
posted by 川崎ゆきお at 08:05| Comment(0) | TrackBack(0) | デジカメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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