2007年02月05日

カメラレンズ地獄

 デジカメの売上が増えているようだ。一眼レフデジカメの影響かもしれない。単価が高いため、売上に貢献しているのかもしれない。
 一眼レフデジカメは、レンズも必要なので、最初にセットで売られているレンズとは別に交換レンズが欲しくなる。これがレンズ地獄の幕開けで、お祝いすべき話なのだが、どの交換レンズも最初のレンズよりは高い。
 その最初のレンズは28ミリから100ミリほどの標準ズームで、レンズの明るさはF3.5かF4だろう。コンパクトデジカメでF4はかなり暗いと感じる。しかし、液晶モニターで見ている限り、開放の暗さは視覚的に伝わらない。
 だが一眼レフは、レンズの明るさがファインダーではっきり出る。昔のカメラはF1.4の50ミリ単体レンズがついてきていた。35から70とかの初期のズームはF4とかが多かったため、覗くとはっきり差が出た。
 その差は、ファインダーの明るさだけではなく、ピントの浅さだ。浅いとピントが合わせやすいのだ。ピントの山が狭いためだ。
 これは光学的なことなのでデジタル処理で何とかなる問題ではない。
 デジタル一眼レフ時代になっても同じで、レンズが明るいほどファインダーがすっきり見える。
 それで明るい標準ズームが欲しくなるはずだ。広角側でF2.8あれば、F4より明るく見えるが、値段がかなり高い。しかしF2.8とF3.5の見え方の違いは劇的どころか、僅かな違いだ。
 AFなので、ピントあわせのために深度の浅い大口径レンズの有利さは半減している。
 明るい標準ズームはレンズも大きくなる。しかしF2.8という数字に明るさを感じ、高い買い物をする。
 F1.4か、せめてF2の標準系や広角寄りの単焦点レンズを買う方がファインダーの見えはかなり差が出る。だが、それをするとズームが使えなくなり、複数のレンズを持ち歩く必要がある。
 僅かな違いに我慢できなくなり、何かを買うと、それでシステムが変わってしまう。
 また標準ズームは28から100少しが多いので、100から300ミリの望遠ズームが欲しくなる。それをセットで売っていることもある。それを買ったとしてもタムロンから出ているような28ミリから300を越えるようなレンズを見ると、これ一本で済むのではないかと雑念する。
 広角側もそうだ。28ミリでは物足りなくなり、20ミリあたりからの広角ズームが欲しくなる。
 一眼レフデジカメが売れると、レンズも売れるはずだが、全く動かない人もいる。
 果たしてカメラレンズ地獄で消費に貢献する人がどの程度いるかだ。
 望遠系の大口径レンズに走るとカメラが何台も買えそうな値段だ。
 また、一眼レフデジカメの賞味期限が短くなっているので、ここにも市場があるのだろう。
 実際には賞味期限などないのだが、新製品の詳細を見てしまうと、我慢できなくなる危険度が大きい。
posted by 川崎ゆきお at 02:09| Comment(0) | TrackBack(2) | デジカメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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