今朝も寒い。氷点下。寒波が来ていた頃よりも寒い。どういうことだろう。きっと冬のためだ。寒波が去ると春になるわけではない。冬の底力のようなものだろうか。これは侮れない。ただ寒いだけのことだが。
特に今朝、寝起きの喫茶店へ行く道での自転車が寒い。自転車も鉄なので、寒いだろうが、これは冷たい。手が冷たい。痛いほど。これは寒波中着ていたユニクロウルトラライトではなく、別の上着を着ていたためだろうか。胴体は同じようなものだが、袖が短いので、手が全部隠れない。同じMサイズ。
袖に亀のように手をひっこめると、手袋はいらないのだが、その差だろう。しかし、煙草を吸いながら走るので、結局は指の先だけは出ている。
ユニクロのダウンジャケットは少し長い目なので、完全に隠れるが、それでも寒い日は痛いほど。当然手袋をしていても冷たいだろう。風を通さないタイプで、しかも中にボアが入っているようなタイプ、つまりバイク用でないと、手袋をしていても、それほど効果がなかったりする。
そう言えば毎年、この季節、手が痛いほど冷たい状態で、喫茶店に入っていた。これはすぐに治るのだが、その冷たくて半ば痺れたような指で、鞄の中に手を突っ込むとき、痛いときがある。神経が少し麻痺しているのか、痛いのに気付かなかったりする。硬い鞄の小さく狭いポケットの場合だ。いつもそこからコーヒーチケットなどを取り出す。
いつもの伊丹モスはエアコンが故障していたのだが、それが直ったので良かった。真冬に暖房なしの喫茶店へは行く気がしないが、マクドは暖房が緩くて、寒かったことを思い出す。それに比べれば、暖房のなかったモスよりも寒かったような気がする。それは送風のありなしだろう。故障していると送風も換気もないので、外よりも暖かい程度。
電気ストーブを何とかしたいのだが、まだ買っていない。今のストーブでも、かなり近付けると暖かい。それで誤魔化しているが、今度は熱くなる。やはり身体の芯まで温まるというタイプが好ましい。それほど近付けなくても。
寒いときは布団の中に入って、じっとしているのが良いのだが、眠くもないのに布団の中は、逆にしんどい。
今朝は晴れており、風も穏やかなのに、いやに寒い。晴れている日の朝のためだろう。昼間は昨日よりも暖かいようだ。
陽射しがあるとかなり違う。しかし、晴れていても、日影が逆に寒々しい。そして冬は影が長いので、日影の方が多かったりする。夏場はその日陰に入るとほっとしたものだが、逆転している。同じものなのにありがたく思わないどころか、避けたりする。勝手なものだ。これは気分ではなく、身体。こちらの方がベースとして強いためだろう。気持ちは変えられるが、寒い暑いを感じる身体は変えられない。気持ちが変われば暖かくなるのなら、暖房装置もいらないし、分厚い上着もいらないだろう。
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