2017年09月30日

本能寺ホテル

■■ 2017年9月30日(土) 午前8時23分
 
 今朝は晴れている。しばらくは晴れているようだが、曇ったりもするのだろう。気温は平年並かもしれない。これは流れだ。ベースの気温に近いはず。このベースも変化するが、その変化のテンポ。暖かい目の日があったり、寒い目の日があったりするのを差し引いた変化。
 北の方では雪が降ったりしそうだ。高い山なら降っているだろう。そしてもう紅葉が始まっているはず。大阪方面でも結構色づいた葉が所々にあったり、落ち葉もある。夏の終わり頃からそれはあるのだが、枯れているのか、ただの紅葉なのかは分からない。全部の葉がそうなれば紅葉で、木が自動的に葉を落とす準備をしているのだろう。青いままでは落ちないので。
 また年中葉のある木も、葉は落ちる。それがどのタイミングかは分からない。全部落ちないだけで、古い葉から順に落ちていくのだろう。知らない間に入れ替わっていたりする。
 今朝は土曜で小学校は休みのはずなのに、立ち番がいる。学校の前を通ると運動会のようだ。そして正門が開いている。ここは普段閉まっている。児童は裏口から入る。正門から入った方が早い子もいるのだが、わざわざ回り込んで裏口から。
 正門には校長の許可がなければ入れないと書かれている。校長がいないときは、どうするのだろう。しかし、この正門、行事のときは開いている。入学式や卒業式だ。そして運動会。しかし、それを見に来た親たちは許可はどうするのだろうか。
 昔の学校は何処からでも入れた。完璧な塀ではなく、垣根程度なら隙間がいくらでもあった。
 
 昨日はアマゾンビデオで「本能寺ホテル」を見た。有料だ。400円か500円で、ダウンロード式のレンタル。日が立てば消えてしまう。プライム会員なら無料の映画も結構あるが、これも消えてしまうのがある。ある期間だけアップされているのだろうか。
 本能寺ホテルはかなり新しいので、無料にはなっていない。
 先ず映画会社のマークがなく、いきなり始まる。途中から本能寺ホテルというタイトルがやっと入る。
 本能寺は、今の本能寺とは別のところにあったらしい。ホテルは本能寺の変のあった頃の本能寺の敷地内にあるのだろうか。このホテルが先ず嘘だというようなほど古い。京都の町の路地の奥に聳えている。七階建てだろうか。洋式の格式のあるようなホテルで、その支配人が風間杜夫。年を取ってしまったので、誰だか分からなかった。顎の尖った主人公の女性はそこで泊まるのだが、予約していたはずのホテルが付きが違っていたようだ。また本能寺ホテルを知ったのは、チラシ配りの妙な青年から。
 そのホテルのエレベーターと本能寺が繋がっているのだが、何らかの偶然でそうなる。それが宣教師が持ってきた信長時代のオルゴールだったりするのだが、それは故障して動かないらしい。また信長も食べたという金平糖も関係する。これは主人公が女性なので、そういう土産物を偶然買っている。かなり昔からあるなめて食べる金平糖ではなく、噛んで食べるタイプとか。この破裂音も関係する。
 さて、本能寺。変の二日前とかその前夜あたりに、主人公は出たり入ったりする。
 エレベーターが開くと、そこは客室が続く廊下ではなく、本能寺の廊下。しかしそこが何処だか主人公は分からない。廊下をしばらく歩くと森蘭丸がいるが、美少年ではなく、イメージが違うとあとで漏らす。しかし、初対面では蘭丸だとは気付かない。親方様という人が、ここに滞在しているらしく、その家来がいる。茶会に招かれた公家や商人も。そこで茶道具などを披露したりしているのだろうか。主人公は異国の人として、客のように、蘭丸の計らいでそこに混ざる。
 そして親方様というのが信長だとはまだ気付かない。それよりも、ここは城だと思っている。
 主人公にも事情があり、その事情のポイントが「やりたいこと」の有無。そのときの主人公にはそれがない。会社が倒産し、無職になり、永久就職へ向かう途中。
 信長の天下統一。このやりたいことの規模は大きい。しかし、やりたいことに大小はないと信長はいう。
 それよりもお寺の中が広い。本道がポツンとある程度ではなく、大きな屋敷なのだ。そこが信長時代の本能寺であることを知った主人公は、京都での信長の宿泊先なので、本能寺ホテルのようなものだというと、ホテルという言葉を信長は知らないようだ。
 そして信長と仲良くなり、信長は身分を隠して主人公と京の都の賑やかなところを散歩する。信長はこういう異国の人が好きというより、興味を示す人だったはず。
 主人公は本能寺の変を知っているわけなので、それを教えることになるのだが、そうすれば信長は逃げるだろう。だから歴史が変わってしまう。
 婚約者がおり、しかもその父親は大きな料理屋の主人。これが近藤正臣?。ところが、この婚約者の父親は料理屋を閉めるという。本当にやりたかったのは大衆食堂だったと。ここでも「やりたいこと」が入る。そして主人公にはないが、明日それができるかも、と謎めいたことをいう。明日とは、このお父さんの金婚式のパーティーの日でもあり、婚約者が婚約指輪を、主人公に渡す日であり、そして本能寺の変、当日。
 未来から来た主人公のいうことを信長はそれなりに信じる。地球が丸いことをこの前知ったとか、また信長の知らないものが世の中には色々あることを知っているだけに、未来から人が来ても不思議ではないと思ったらしい。
 信長が本能寺で果てなくても、何かの都合で、さっと死ぬかもしれない。もし明日死ねばどうなるかと蘭丸に聞く。
 蘭丸は柴田勝家が信忠の後見人になるだろうという。長男信忠も京で死ぬのだが、そこまでは蘭丸は分からない。そしてそれで上手く行くかどうか分からないらしく、丹羽や滝川などが別の息子を担ぐかもしれないと。蘭丸から見ると、秀吉は論外だったようだ。
 本能寺は明け方の話、その夜、信長は手紙を書く。蘭丸はそれを届けさせるわけだが、北陸の柴田ではなく、中国筋にいる秀吉にだった。
 本能寺ホテルの支配人風間杜夫はそのことに関して、命よりも大事なやりたいことが信長にあったのではと、語らす。それは天下統一の後継者は勝家ではなく、秀吉。だから変が起こる前にその一報、しかも信長直筆の手紙が秀吉に届く。中国大返しの速さは、それではないかというのが、この映画の映画的話で、何となく辻褄が合うように思えるのは主人公の心情や、盛り上げ方の伏線が丁寧なためだ。
 そして主人公は「やりたいこと」が見付かったのだろうか。ここまで盛り上げておきながら、見付からなかったでは話しにならないが。
 本能寺の変後、主人公は本能寺ホテルから旅立つ。その本能寺ホテルそのものが怪しげな存在なのだが、信長と過ごした時間、主人公は何かを得たようだ。そして現代の京都市外が出てくるのだが、そこを歩いている人は昔の人だったりする。まるで時代祭だ。そういう切り替えが何度もあり、そのシーンが結構絵になる。そして鴨川では横に信長が座っていたりする。
 光秀の謀反、それを知っていた信長は何をしたか、そして主人公の「やりたいこと」とはなんだったのか。その答えは非常に映画的二重構造の中に出る。
 
 
posted by 川崎ゆきお at 10:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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