2018年09月06日

トリック テレビドラマ

■■ 2018年9月6日 木曜日 午前9時05分
 
 今朝は曇っている。気温はこの時期としては普通だろう。特に暑くはないし、涼しくもない。寝る前までは扇風機をつけているが、寝るときはいらない。それどころか途中で蒲団をしっかりと被っている。
 結構蒸し暑い面があり、気温の割には暑かったりする。しかし、どこかひんやりとした空気もある。
 台風が過ぎ、低気圧に変わって北上したかと思うと今度は北海道で地震のようだ。全道停電というニュースもある。
 大阪方面での台風も停電が残っていたりするが、点いているところがあるので、全て停電ということではなかったが、今も信号が点いていない交差点がある。こんなところ、どうして渡るのだろうかと思っていたのだが、故障していない信号もあり、それで流れが止まったりする。あとは相撲の立ち合いのように、間合いを見計らって徐々に立つようだ。相撲のような出足はないが、徐々に様子を見ながら進んでいるようだ。そのため、交差点を自転車で渡るとき、車の動きが鈍いので、渡りやすかった。
 今朝は寝起き行く喫茶店は無事開いていた。しかし、BGMがない。これは有線のはずなので、その線が切れているのだろうか。
 昨日はローソンが閉まっていた。完全にシャッターが閉まっている。シャッターの閉まっているコンビニを見るのは珍しいこと。どの時間帯でも開いているので。だからシャッターがあったのかと思うほど。
 少し離れたところにあるセブンイレブンは開いているが、アイスクリームなどの冷凍箱は封印。食品棚は冷たい。そして飲み物などは空に近い。いつもの飲み物を買おうとしたが、ない。小さな箱に入ったのが残っていたので、それを買う。自家発電でもしているのだろうか。冷房も入っていた。
 夜に百均へ行くと、こちらは無事なようで、パンや飲み物なども揃っていた。
 台風前夜、スーパーのパンなどがなくなっていたのは、買いに行けなくなるので、翌日分も買っていたためだろうが、その通りになったようだ。
 弁当類などは、それを作っているところが休みになると、入ってこないだろう。
 台風一過で秋の青空というわけにはいかないようで、今朝は曇っている。
 
トリック
 アマゾンビデオで映画とかを探していると「トリック」というのを見付けた。劇場版となっており、プライム会員は無料。中身が怪しそうで、超常現象云々となっていたので、これはいけると思い、劇場版三作ほどを一気に見る。
 劇場版となっているのでテレビドラマ版があるはず。よくネットで上がっていた「相棒」などのようにシリーズ物があったのだろう。2000年初めの頃で、今は2018年なので、20年前とは言わないが、十年以上は前。
 順番が分からないので、ネットで調べると、見る順が書かれていた。これは劇場版を見終わったあとなので、既に遅いのだが、それよりもテレビドラマ版がネットにあるかどうか。
 それでトリックで検索すると、動画サイトがあり、そこでテレビ版が見られることが分かった。ここは無料。しかし広告がポップアップし、それを消すのが手間。有料会員になれば、それらが消え、さらに高画質のを見られるとなっているが、有料会員になっている動画サイトがあり、いつもそこで韓国時代劇ドラマを見ている。定額制だ。しかし、有料版も多くある。
 そこで探すとテレビドラマ版がすべてあった。このサイト、ポイントがたまっていたので、それでワンシーズンもの10作ほどはポイントだけで見ることができた。
 テレビドラマ版はトリック1トリック2トリック3と、それぞれ10本ほどあるが、三本で一作とかもある。だから時間的には映画よりも長いのがある。三回に分けて放映していたのだろう。
 さて、内容だが、超常現象。呪いとか、因習の残る怪しい村とか、千里眼。瞬間移動。この手の系譜を網羅している。
 主人公はまだ若い女奇術師と、物理学者。仲間由紀恵がやっているのだが、これは貞子ではないか。
 この二人が不思議な現象を見破っていく。いわば平成の妖怪博士コンビ。ただ、この阿部寛の物理学者と奇術師がコンビを組まないと解決しないようだ。
 不思議な現象のトリックを見破っていく話で、「お前達のやっていることは全てお見通しだ」の決めセリフで、正体を暴露する。仲間由紀恵は水戸黄門が好きなのか、幼い頃使った暗号が「すけさんかくさん」だったりする。
 2000年を少し越えた時代に作られたもので、このドラマは深夜帯で放映されていたようだが、人気が出たのか映画化し、それがヒットし、その後ゴールデンタイムでシリーズ化されたらしい。映画は朝日放送と東宝。
 キャラの設定はちょっと変わっている。あまり完全で、理想的な人が出てこない。主人公の二人もそうだ。
 仲間由紀恵といえば貞子で有名で、少し神秘的。しかし、このドラマではギャグを飛ばしまくり、食べ物を見るとどんな状態でも食いつき、財布を拾うと躊躇なくネコババする。
 普段は手品師として浅草の花屋敷で屋外ショーをやっているが、客が一人もいない。ただ、一人だけ追いかけがおり、世界でたった一人のファン。だから人気がないので、毎回のように首になる。それで収入が低いので、アパートの家賃を毎回三ヶ月ほどためている。
 美人の奇術師だけでは何ともならないと言われたりする。やっているマジックは古典ばかり。しかし、トリックを見破る力はあるのだろう。父親は日本を代表する奇術師で岡田眞澄。海底からの脱出マジックで失敗し、まだ子供だった頃に亡くなっている。手品師の娘だが母親は野際陽子で、これは南方の島のシャーマン。手品師と出合い、島巫女になるのを捨てて島を出て、結婚する。
 だからシャーマン、呪術師の家系で、その血を引いているのだが、特に不思議な力を発揮するわけではない。
 話は毎回お金がないので、いつも腹を空かせ、ボロアパートの家賃が払えず苦しんでいるとき、大学の助教授で、すぐに教授になるが、まだ若い物理学者と知り合うことで、持ち込まれた事件に巻き込まれていく。
 オカルト対科学の戦いなのだが、毎回毎回奇跡としか思えないような難問題に遭遇。霊力や、呪いの力、千里眼などが本当にあるように見える。山を一瞬にして消したり、橋を消したり、宙に浮いたりと、ものすごい現象とぶつかる。
 ただ、小手先の魔法のようなものは、簡単にトリックとして見破る。これはトランプを使った場合が多いのだが、タネがあり、それを毎回披露する。
 そして大がかりなトリックが使われており、それを暴くのは大変だが、大きな鏡を使ったり、場合によっては家をクレーンで吊り上げていたりとか。全て裏で仕込んだこと。それが分かったとき「手間の掛かることを」という決めぜりふがいい。
 また、二十年前に仕込んだトリックもある。
 もしそれらがシリアスで、そしてミステリートーンだけのシナリオや演出では白けてしまうのだが、それをコメディータッチで進めていく。何かのオマージュだったり、パロディーだったりするので、あまりリアルを期待しない。
 多くの村人が木の枝にぶら下げられているのを見て、「山海塾か」と言ったり、八つ墓村をパロった六つ墓村で、「祟りじゃー祟りじゃー」と叫ぶおばさんに「劇団の人?」と聞いたり「大駱駝館の人」などと呟いたりする。
 浅草の、その野外ステージで白塗りの本物の大駱駝館の暗黒舞踏も出てきたりする。
 当然いかがわしい村が出てきたときは、殆どが横溝正史の世界で、仲間由紀恵がトリックを見破るシーンでは「お前は金田一耕助か」と当然言われる。
 原作はともかく、市川崑の横溝映画も笑いの要素が多い。悲惨な話なので、それが入ることで持つのだろう。当然等々力警部の「よし分かった」は毎回出てくるし、何度も出てくる。ただし粉薬は吹かないが、腕や手のポーズはそっくり。
 テレビのシリーズが終わった後、特別編が三回ほどある。新春スペシャルとかで、まだ人気があったのだろう。
 テレビ版の最後は流石に仲間由紀恵も年をとり、貞子のか細さは薄れたが、ギャグや突っ込みを連発し、パワーは上がっている。
 このヒロイン、いつも貧しく、生活が苦しい。部屋は散らかり、とてもではないが女性の部屋とは思えない。亀も飼っている。
 相棒の物理学者との共通点は、友達が一人もいないこと。
 母親の野際陽子は長野に住み、そこが一応ヒロインの実家。上京してきた母親が部屋に来るのだが、オートロックのマンションに住んでいると嘘をついていた。そして物理学者は大学の先生以上に金持ちで、そういうマンションに住んでいる。それがもの凄く部屋が広くしかも複数ある。大金持ちの息子なのかもしれないが、それはまったく触れられていない。それで、その部屋を一晩貸してもらう。
 しかし、今まで人を部屋に入れたことがないらしい。というより誰も来ない。友達がいないためだ。それはヒロインもそうで、誰も来ない。来るのはその物理学者だけ。しかも勝手に入ってきて座っている。この場合、殆どが事件を請け負った後、彼女を誘うのだ。一人では怖いためだ。この物理学者大男なのだが怖くなると気絶する。
 しかし、部屋にはトレーニング器具があり、体を鍛えている。そして実際に格闘は強い。それは小学生の頃、通信教育で空手を習得したためとなっている。これがいい。
 この物理学者、本を出している。超能力など怖くないとかの本だが、2000部以上売れていると自慢する。しかし2000部だ。シリーズが進むに従い、本の数も増え、何故ベストを尽くさないのか、などの本を出している。
 仲間由紀恵は南の島、これは後で沖縄県の住所が出て来るので、分かるのだが、地図に載っていないとか。しかし郵便物は届くのだろう。そこのシャーマンの家系なので、呪術が使える可能性があるのだが、実際には使えない。
 母親の野際陽子は長野の古くて大きな家で子供に習字を教えている。娘に危機が迫ると、何か感じるようだが、魔法は使えない。ただ、雨が降りそうなときは分かるようだ。
 呪術は使えないが、文字には不思議な力がありますといって、サギのようなことを始め出すが、合法だ。御札を売ったりとか。娘は母親が怖いようだが、強欲な母と言っている。娘の仲間行きへもその血を引いているのか、人助けではなく、お宝や報酬が目的で動いていたりする。ここがちょっとヒロインらしくないが、逆にリアルだ。
 阿部寛は一人では怖いので仲間由紀恵を誘うのだが一度も素直に聞き入れたことがない。ただ家賃が払えなかったり、部屋の鍵を大家に取られて入れなくなったりするため、一緒に冒険に出る。
 最後の作品は映画版で、海外へ出る。南の国で、ジャングル。そこにシャーマンがいる。
 そして最後の最後、シャーマンが死に、仲間由紀恵が後を託され、シャーマンとなる。ここでは冠や衣装などは非常に綺麗で、豪華。
 しかし、この村のシャーマンの本当の目的は、自分が犠牲になって、村を救うこと。
 村の上空で火の玉が爆発することになっており、それを防ぐには地下洞窟で、溜まったガスを爆発させること。その火付け役がシャーマン最大の仕事だった。
 仲間由紀恵は地震で崩れかかる洞窟の奥へ入り、松明を差し出す、近付ければ引火して大爆発。しかしそれでエネルギーが消え、村は助かる。
 あとを追う阿部寛、やめさせようとするが、二人の間に崩れた岩が防ぐ。もし死んでも魂が残るとすれば一年後連絡すると言い残す。
 そしてインカし、地下の大爆発。
 帰国後、阿部寛は霊能者を集め、本物の霊能者を探す。これは帰国一年後のこと、もしあの世へ行ったなら、何らかの連絡をするという心霊研究の科学者の話がある。それを同じことをするため、霊媒を探しているのだ。
 大学の教授の部屋に何人もの霊能者が来たのだが、本物はいない。
 そして最後に現れたのは髪の毛を前に垂らして顔がよく見えない女。これは貞子ではないか。
 これはその前に、南の国で記憶喪失の女性が発見されたという伏線は一応ある。
 このシーンは、既にエンディングが終わってからの軽いエピソードとして付け加えられている。
 そして阿部寛の前で封筒にコインを入れ、それを消してみせるという。これは一番最初の一作目のシーンと同じ。初めての出合いのときと。
 記憶は失ったが手品は覚えているのだろう。
 霊媒師に頼らなくても、そのものが自分で姿を現した。
 阿部寛は封筒など見ていない。泣き震えながら仲間由紀恵だけを見続けている。これで、本当の終わりの終わり。
 
 
posted by 川崎ゆきお at 10:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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