2019年04月14日

富士水中カメラXP130

■■ 2019年4月14日 日曜日 午前9時59分
 
 今朝は曇っている。雨がぱらつき始めている。これは今日は一日雨かもしれない。結構雨の日と晴れの日が頻繁に入れ替わる。春は天気が変わりやすいのだろう。
 気温は高い目。夜中の気温も10度を超えていたのではないかと思える。雨なら頷ける。しかし昼間も似たような気温で、逆に10度少しの気温では昼間としては冬だろう。
 今朝はそれほど寒くはないが、念のため、軽い目の冬服を羽織っている。これは見た感じ、化繊のジャンパーだが、裏地に毛が仕込まれている。反則だ。これでペラッとしているように見えて、冬物。しかも真冬もこれを着ていたことがある。当然、中にセーターなどを着込まないと寒いが。
 表地はポリエステルではなく、ナイロン。少し高い目のジャンパーで、半額で何年か前の冬の終わりのバーゲンで買っている。この時期、冬服としては大袈裟でないので、丁度いい。中綿入りではなく、裏毛。
 ポケットは多いが、雨にはそれほど強くはない。秋頃来た台風のときの雨、中まで染みこんだが、まあ、着ていないよりはまし。風が強くて傘が差せなかったため。そんな日は一年に一度あるかないかだ。台風は頻繁に来ているし、雨もよく降るが、あまり風が強いと外には出ない。傘が無理なので。
 桜はまだ咲いている。かなりしつこい。散り際の良さを感じなかったりする。いつまで咲いているのかと思うほど。
 しかし、桜が咲いてから三週間。三回目の土日を迎えている。だから開花から三週間は花見ができるということだ。結構長いではないか。
 このあと、まだ桜が来る。それは八重桜。ソメイヨシノが散った後あたりから咲き出す。しかし、あまり桜らしく見えない。花びらにボリュームがありすぎて、平たいソメイヨシノの薄さ、儚さがない。線が太いのでたくましい桜だ。色も濃い。
 来週の週末も、まだ花見はできる。遅咲きの桜が残っているためだ。山側へ行けば、まだ満開かもしれないが。
 
富士水中カメラXP130
 前回はXP140を見に尼崎コジマカメラへ行ったのだが、在庫はないようだったので、そこで終わる。ただ、上新で見た旧機の130の方がズームが早かったのは錯覚だったのかどうかを調べる必要がある。それとシャッターの固さも。
 その翌日上新で見るが、さてどうだろうという感じ。シャッターボタンは水中カメラなので、遊びがないのか、固いのは分かっているが、コジマで見た新製品との違いは、明快ではないが、始めてコジマで触ったとき、ズームが遅いと感じたのは確か。まあ、僅かな違いだと思うが。
 上新では予約中となっており、旧製品を予約で買うわけにはいかないので、それならネットで買った方が早い。それにリアル店なので、高い。
 上新からの戻り道、エディオンに寄る。ここに黄色いXP130があるのは分かっている。
 早速調べるが、既に電源コードは外されているのだが、確認は上新でしたので、弄る必要はない。それよりも展示品特価となっていた。つまり在庫はこれ一台。約一年前から、ここに飾った状態のままだろう。ただ、このタイプのカメラ、あまり客が弄りまくるほどの人気商品ではないので、問題ないだろう。しかし、旧機であっても新品を買うほうが安全。
 展示品だとわかり、引き上げる。
 それで、もう一度夕方行く喫茶店までの通り道なので、そこで買うことにする。ただ、展示品は詰め直したり、掃除をしたりとかで、待たされる。
 新製品と旧製品、どちらがいいか、などを問うようなタイプのカメラではない。できるだけ手間取らずに買うのがいい。ネットショップは逆に手間。値段の差はそれほどないし。
 展示品特価だが税抜きで22000円。展示品とは一年間誰かが使った中古と同じ。だから、旧製品の中古では、この値段は厳しいのだが。しかも税抜きなので、ネットショップの新製品と値段は変わらないような気がする。
 まあ、面倒なので、買うことにする。
 まずは店員が紐を抜くことから始まるのだが、この紐が抜けない。盗難防止用の抜けないワイヤーのようだ。電気は繋がっていない。これは切っているのだろう。
 それで、もう一人店員を呼び、引き抜く。かなり力がいるようだった。
 しかし、そのあとは早かった。化粧箱に詰め直すだけ。
 そして値段は21000円。税込みだ。展示品特価は税抜きで22000円。そこからさらに割引があったらしい。知らなかった。新製品が出ているので、値を下げたのかもしれないが。黙っていれば、表示通りの値段で買うのに。
 まあ、それではレジが通らないのだろう。店員の思惑で、勉強してくれるわけではない。勉強とは値引き。箱か何処かにバーコードがあり、それで売値が出るのだろう。どの店員がやっても値引きされるはず。
 前回はイオスM3ダブルズームキット展示品をネット中古価格最安値に近い値段で買っている。
 このカメラは先日池田まで行ったとき、持って出ている。現役機だ。
 まあ、それでほぼ2万円で買えたのだから、満足すべきだ。
 すぐに喫茶店で開封し、バッテリーを入れ、動作確認。エディオンと喫茶店は近いので、初期不良なら、すぐに言っていける。展示品だが保証はある。一年だ。
 バッテリーの表裏を間違えただけで、無事電源が入った。もうバッテリーマークは真っ赤になっているが。
 このバッテリー、昔買った富士のカメラと同じものなら有り難い。大きさは似ている。
 
 まずは喫茶店で一枚写す。SDカードはなくても内蔵メモリがあるので、助かる。
 その前にカレンダー合わせ。まだ2018年に合っているので、新しい。
 マニュアルはしっかりと入っている。安いカメラにしては、ここは親切。高いカメラでもネットまで行かないとなかったりするものだ。
 それと注意書きが入っておりペラ一枚だが、このカメラは諸外国にも売られているので、色々な言葉で書かれている。まあ、バッテリーカバーのロックをしつこく言っている。後は水に浸けたときの注意。その後処理など。
 バッテリー充電は家庭用のコンセントにUSBで繋ぐやり方。充電器はない。本体充電式。パソコンがあれば、USBで繋げば充電されるので、これが簡単だ。取り込みも専用ソフトはいらない。Windowsがやってくれる。そのときついでに充電すれば、充電の手間は省ける。いつでも満タン。ただ、充電するときはカメラの電源を切らないといけない。そのままだと逆にバッテリーが消耗していく。
 
 本体のデザインが少し変わっている。正面から見ると右側が背が高い。まあ、左肩下がりということだろう。
 レンズは右端にあり、透視ファインダーの覗き穴の位置にある。通常のカメラはボディーの真ん中あたりの高さにある。そのため、実際に写すときは、目の位置から少しだけ下側から見ていることになる。レンズが目の位置より低いので。ただ、液晶がレンズの真裏には来ないので、左目だけで見ているような感じ。
 それと高い位置にレンズがあるので、そこだけ露出させれば、写せる。だからカメラの上の箇所だけを露出させれば、写せる。だから高い目に構えなくてもいい。
 カメラが小さく、しかもシャッターが硬い目なので、片手撮影は厳しい。右の親指でカメラの底をあてがい、人差し指と挟むような感じで押す方がいい。親指はズームとして使える。左手は逆に親指をカメラ正面、人差し指の腹を下に持ってきて挟む方がいい。または下から角を人差し指と親指で軽く挟むかだ。どちらにしても、シャッターを切るとき、下へ力が加わるので、下からアッパーで支えるような感じ。上顎と下顎の関係で、顎が下がらないようにする。シャッターを押したとき、カメラは下へ行くので、またはお辞儀をするので。
 まあ、小さいカメラほど、しっかりと両手で持って写せということだろう。片手だけでも電源を押せ、シャッターも押せるが、かなり不安定。
 親指シャッターと人差し指シャッターの使い分けはアングルで決まる。親指シャッターの方が安定しているが、ズームと兼用になるが。
 
 さて、あまり評判の芳しくないとされているこのカメラの写りだが、まずは喫茶店でコップなどを写してみた。意外とすんなりとピントが合うし、平気な顔で写っている。他のカメラで写したものと見分けが付きにくいが、ピントが深いことは確か。そしてレンズが暗いので、開放でも明るいレンズに比べれは絞られ気味なので、その分、ピントが深くなるのだろう。
 
 部屋に戻ってから早速充電。いつものパソコン側と繋がっているUSBをカメラに突き刺せばいいだけ。電源を入れる必要はない。それでランプが赤く光るので、それが消えれば満タン。ファイルを取り込むには電源ボタンを押せばいい。だからバッテリーがないときは取り込めない。まあ、SDカード経由でも当然いけるが、内蔵メモリに入っていると、カメラ側のバッテリーがないと、何ともならない。少し繋いでいれば多少はバッテリーは拡幅するのでそれを待つ。
 
 それで、バッテリーが少し溜まったので、いつもの薄暗い部屋での試写。これはこのカメラのスペックを考えると過酷な条件。
 しかし、広角側ではすんなりと写る。ほぼ何でも写せるようだ。ただ望遠側になると厳しくなるが。
 レンズが暗く、感度も上がらない。だから苛酷。どんなにいいカメラでも、この状態では何ともならない。
 ただカシオのような合成で何とかすることもできる。富士にもそのモードが奥の方にあるので、連写と合成で望遠端で写したが、あまり変わらない。ただシャッタースピードだけは早くなったので、助かるが。
 富士のこのタイプのカメラもよくなったのだろう。以前使っていたものに比べると、嘘のようによく写っている。もう少し写りが悪いのを期待していたのだが、普通に平凡に写っている。
 これなら晴れた日の屋外でなら、ごく普通に写せるだろう。どのカメラで写したのか、あとで分からなくなるほどに。
 このカメラは28ミリから140ミリまでなので、その範囲内で写す世界。しかも凝ったカメラではなく、撮影ダイヤルもないほど単純なカメラ。高画質を売りにしていないし、高級機でもない。水中でのスペックもニコンなどよりは弱い。
 液晶も回転しないし、ファインダーもない。のペッとした平べったいわりには丸っこいカメラ。角がなく、柔らかい。ポケットの中に入れても角が当たって痛いというのもなさそうだ。滑らか。
 
 撮影モードはダイヤル式ではない。メニューの中に撮影モードも組み込まれており、感度の設定などと同じ並びに撮影モードがある。既に合わせてあるモード名が出ている。それを押すと複数の撮影モード一覧が出るという仕組み。当然学習されている。
 さて、どのモードがいいのか。
 超解像ズームで倍になるのだが、これを試したが、使えない。劣化がかなりある。まあ、このカメラの普通の望遠端の140ミリそのものがほんわかとしており、フラットで、あまり鮮明ではない。だからそれを拡大しても、アラが目立つだけ。だから、これは使えないということだ。まあ望遠が得意なカメラではないのでそこは仕方がない。あくまでも標準レンズの延長で、140ミリまでいけると思っていた方がいい。
 ただ、この超解像ズームはフルオートでは使えない。プログラムモードなら使える。
 プログラムモードはAF枠などの選択ができる。フルオートでは中央部付近、かなり狭い箇所だが、ピンポイントではなく、それを外した場合でも、何とかしようというもの。
 AF枠は最初は出ない。すっきりしていていいが、何処が中央か、半押しにしないと分からないが。まあ、AF枠が邪魔になるほど被写体に被ることがある。
 シャッター優先とか、絞り優先はなく、当然マニュアルもない。ピントもマニュアルはない。そういうことをするカメラではないためだ。何せ水中の中で、チマチマ設定を弄るなど、できないだろう。
 この水中の中で写すためのカメラというのが免罪符。
 最短撮影距離は50センチほどだと思われるが、マクロにしても9センチほどしか寄れない。このあたりのコンパクト機は1センチまで寄れたりする。
 フルオートだと50センチ以内に入ると、マクロモードになる。自動切り替えだが、マクロだと認識してくれた場合のみ。
 140ミリ側は1メートルだが、中間が結構寄れる。これもマクロを売り物したカメラではないので、そんなものだろう。
 液晶の解像力はそこそこあり、見やすい。屋外では自動的に明るさがアップするようだ。ここはカシオと同じで、いい感じだ。
 さて撮影モードだが、何も弄れないフルオートがいいのではないかと思える。普通の風景写真を平凡に写すだけなら、これで十分。ストロボはオフにできる。これは学習される。
 
 夜にコンビニへ行くとき、このカメラで夜景を写してみた。これを得意とするカメラではないし、またそれだけの機能はない。暗いところでの複数枚撮影による合成モードはあるが、これは実験したが、普通に写したものと変わらなかった。そのモードに入れるだけ、手間。
 それで、普通のフルオートで写したのだが、先ずピントが合わないというよりも、暗すぎて液晶そのものが真っ黒。ただ水銀灯や窓の明かりは液晶でも分かる。そういうものにピントを合わそうとするが、これが合わない。光源のためだ。それで空に当てると合った。合ったというより夜景と認識したのだろう。おそらく無限に合っているのだと思う。
 その手でカメラを向けると、合焦マークが一応付くので、シャッターも切れた。
 戻ってから撮影データを見ると、シャッタースピード4分の1で感度は1600。全部その組み合わせ。
 要するにオート感度上限の1600と、オート撮影でのスローシャッター限界リミットの4分の1秒固定。これで何とか凌げたようだ。
 4分の1以下には落ちない。手ぶれするからだ。感度も1600。レンズは暗い。ほぼF4だ。ギリギリ発光物が写る程度だが、路面も薄らと写っている。水銀灯の真下なら、そこそこ写るだろう。
 つまり一番単純な方法で逃げ切った感じだ。特に小細工はしていない。基本スペックだけで反則なしで写しているようだ。
 しかし、ギリギリ絵にはなっており、崩れていない。暗いところでは弱いとされているカメラなのだが、下手に合成で失敗して塗り絵のようになるよりいいだろう。ここは真っ当勝負で写しているのは果報。
 こういう単純明快な素直なカメラがいいのかもしれない。あまり芸をしない。
 
 28ミリから140ミリで写す世界。これはコにンパクト系旅カメラに比べズーム比は非常に小さい。もの凄く小さく、そして安いカメラでも300ミリはある。これはレンズが飛び出さないタイプなので、ズーム比はそれほど稼げないのかもしれないが、300ミリあたりまで伸びるレンズが飛び出していないタイプがカシオにあったが、作れないこともないのだろう。しかし一台で終わっている。
 水中カメラでも、画質に拘ったオリンパスのカメラもある。レンズも明るく、F2ある。ニコンもF2.8でいずれも24ミリから。
 写りではオリンパスがよいはず。それにマクロも強い。しかし、そういうのが何となくしんどい。疲れそうなカメラ。写ルンですレベルのカメラがいい。
 もっとさっぱりとし、あっさりとした単純シンプルなのがよい。だから高性能を売りにするカメラほどしんどい。
 コンパクト系でも高級コンパクト機になると、何故か気が重くなる。高画質、高速AFや追従性。果たしてそこまでのスペックが必要だろうかと、考えてしまうのは、個人的な話だが。
 その意味で、このカメラ、結構爽やかで、ゴテゴテしていないので、カメラっぽくなくていいのかもしれない。
 水中カメラの用途向けのカメラだが、そのスタイルが、別の意味で従来カメラにはないものが入り込んでいるような気がする。
 当然これを水中で使うことは一生ないと思うが、そのスタイルがいい。
 だからこのカメラ、陸カメラで、水に入れてはいけないカメラだったりするわけではないが、本来の用途に横乗りしたものがあるようだ。
 
 さて、デザイン的なところにも、それが出ている。これは必要なため、そういう形になったものと思われるが、まずはカメラの底にバッテリー室がない。そこにバッテリーの絵が書かれてあり、×マークが入っている。ここは開かないと。
 底が開かない。そして下駄を履いている。カメラの底が平面ではないのだ。どのカメラにも、カメラの底に少しだけ出っ張りがある。それはゴマ程度の粒がポツンポツンとある程度。しかし、XP系は、高下駄に近い。出っ張りが下駄のように出ている。これで底が浮いたように見える。下駄の歯は二本ある。だから自然界の中、岩場とか、そういうところに置いたとき、底突きがしないためだろうか。
 または氷の上に置いたとき、カメラが冷えすぎないようにするためだろうか。下駄といっているが、プロテクターに近い。
 当然それはカメラの横にもそういう飛び出したところがある。平面ではないし、また何かの用途で凹凸があるのではない。これは落下球収容かもしれない。そのプロテクターが柔らかく滑らか。
 カメラ正面、軍艦部だが、そこにも飛び出したものがある。シャッターボタンや電源ボタンよりも背が高い張り出し。それはレンズカバーだ。これが盛り上がっている。これも衝撃を交わすためかもしれない。落としたときそういった出っ張りに当たりやすくするためだろうか。電源ボタンやシャッターボタンを守るため。
 さてバッテリー室とカード室、そしてUSBなどの差し込み口などを全部纏めてカメラの横にある。ここは厳重だ。開け閉めするところなので、水が入りやすいところ。ボタンロック付きのダイヤルを回して蓋を開ける。ちょうど撮影ダイヤルが迂闊に回らないように、ダイヤルの上にボタンが付いているようなものだ。それを押さないと回らないように。
 押すと回すを同時に不用意に動くということはあり得ないので、これが二重ロック。その側面にも大きい目の飛び出しがある。まさにプロテクター。バッテリー室というより、他のものも入っているので、ここは厳重にガードされているようだ。
 さらにその下に手すりのようなものが張りだしている。これこそプロテクターのようなものだが、実は紐を通す穴のようなもの。しかし、それがかなり飛び出しており、指掛かりにもなるし、また大事な背面の十字キーなどを守っているのだろうか。落花したとき、十字キーやボタン類を壊さないように、この出っ張りが犠牲になるのだろう。
 それだけではない。液晶も下駄を履いたような枠がある。通常のコンパクトカメラの液晶はツルッとしており、液晶の枠は液晶と同じ高さ。だから液晶を撫でると何の抵抗もない。ところがこのカメラ、液晶に枠があり、その枠が少し飛び出ている。液晶を指を滑らせると、端に抵抗がある。だから液晶を下にしておいた場合、その枠が下駄になる。液晶に当たらない。
 もの凄く分かりやすい物理的な形や仕掛けだ。だが、これはカメラの写りとはまったく関係なく、カメラのスペックではない。写しやすいための仕掛けではない。
 まあ、水の中に入れて写すためだけの仕掛けではなく、落下に対する衝撃の吸収なども入っているので、水とは関係はないが、これも一応スペックとしてもっている。何メートルから落下しても大丈夫とかのスペック。
 ただ、そういうカメラでも打ち所が悪ければ、一発でパカリだろう。ポケットから滑り落ちて、固い床にガツンとかはありそうだ。
 ケータイなど、落とすとカバーが外れ中身が飛び散ったりする。これは外れることで吸収しているのだろう。
 
 さて肝心のギリギリの写りだが、富士のネオ一眼などの中には、かなり厳しい写りの写真もある。ファインダーのないミラーレス新品を激安でソースネクストで買った覚えがあるが、かろうじて何とか写っているという情けなさがたまらなかった。しかし、たまにこれがこのカメラかと思うほど鮮明なのもあったので、驚いたことがある。このカメラも暗いところでは眠ってしまうが、明るいところでは光を滲ませ、独自の雰囲気があった。もの凄い荒れ球の写りで、写してみなければ分からない楽しさがあった。今もまだ生きているのだが、乾電池三本で動く、中途半端な数だ。
 今回のXP130は、まだ夜や室内でしか写していないので、本領は昼間の明るい太陽の下での写りになると思える。また暗いところでは富士らしい色が出ていない。感度が上がり過ぎるためだろうが、富士の色は黄色がよく映える。黄色に特徴があるのか、その黄色が印象的だった。それで今回は最初から黄色のボディーにすると決めていた。
 この色は自分にとってはラッキーカラー。
 そういった外枠よりも、肝心の写りの個性というか、そういったものが、まだ見えてこないが、実際にはスペック通りのそのままの写りかもしれない。つまりかろうじて何とか写っているだけで、一杯一杯のような。
 だが、このギリギリ加減がいい。道具としては素朴なほど使いやすい。それこそ下駄を履いていないカメラ。安下駄なので、それほど素晴らしい写りにはならないはず。
 これは光学的に、この屈折系のレンズは厳しいものがあるらしい。このレンズ系のおかげでレンズは飛び出さない。実際にはレンズはかなり奥にあり、ズームするとぐっと伸びてくるのだが、前面のプロテクターガラスまでは来ないので、ボディーからは飛び出さないということだが。
 それとシャッターの固さなど、水中カメラの仕様なので、ブレやすい。水中ではブレにくいのかもしれないが。
 だから普通のコンパクトデジカメに比べ、少しハンディーがある。だがレンズが飛び出さないというメリットもあり、起動の速さは俊敏。一般的なコンパクト系は沈胴。電源を入れると、レンズがモーターで飛び出してくる。その時間が、このカメラにはない。そして電源ボタンを押すとすぐに液晶がつき、すぐにシャッターが切れる。このスピードがかなり早い。レンズが飛び出さないので、ポケットの中で電源ボタンを押してもかまわない。
 まあ、手にして構えてから電源を押しても、もの凄く起動が速い。水中カメラとしての飛びさないレンズが、ここで陸写しでの素早さとなって出る。ここはハンディーではない。逆だ。終了も早い。瞬時で液晶が消える。レンズ収納の時間分早い。
 ポケットから取り出して、さっと写せ、さっと仕舞える早さがある。これは得をした感じだ。このスペックは残念ながら表示されない。他のコンパクト系に比べ、この早さは超高級機よりも凄かったりする。勝っている。
 それとフラットなボディーなので、ポケットから出すとき引っかからなくていい。逆にスポッと落としてしまうこともありそうだが。
 水中カメラなので、ボタン類はどれも重くて固いが、不本意に触っても、反応しないので、荒っぽく扱える。
 ポケットなどは中にゴミが入ってるもの。そういったホコリが入り込みにくい仕様になっているのもいい。レンズには直接触れないが、前面のフィルターのような大きな目玉は、ただの透明なプロテクターのようなものなので、指で触っても問題はない。
 ズームレンズが奥に隠されており、こういうレンズは遊びで隙間がある。だから水の中に晒せないのだろう。
 XP130はそういった雰囲気のカメラで、水中では写さないが、これが写し方を気楽にしてくれる。写っているということで十分、というようなレベルで。
 このレベルが大事で、写ルンですではなく、写せるんですの世界。昔の富士の8ミリで、淡島千景の私にも写せますというコマーシャルがあったが、あのレベルがいい。
 
 さて、今朝は小雨。こういうとき、水を得た魚。このカメラが一番得意な天候だろう。まあ、傘を差していれば、防水性のないカメラでも大丈夫だが。
 その防水性ではなく、モロに水の中に入れてもいいカメラなのだから、雨の日は完璧だ。
 ただ、この特徴は写りとは関係しないが。
 雨で薄暗いので、液晶は見やすい。太陽の下で見ないと、どの程度の液晶なのかはまだ分からない。
 朝の喫茶店まで、ちょこちょこと写すが、気持ちがいい。スイスイ写せる。
 たまにはこういうカメラで、写真を写しだした子供時代に戻るのもいいかもしれない。写っているだけで満足した世界。
 
 
posted by 川崎ゆきお at 11:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。